強くて優しく、かっこいい息子が見せた弱い一面

東京都のシロアリ対策

小学3年生になる息子は、サッカーが上手で、わが子ながら甘い顔立ちでイケメン、頭も悪くなく学校では人気者でした。

いつも強気ででも優しく、親分肌なところもある息子で、私にとってもそれは変わらず、きっと父親がいないことで辛いこともあるだろうになんの弱音も吐かず、それどころかいつも私を気遣ってくれていました。

そんな息子がある日、「父さんがいないって変なのかな」とぽつりと言ったのです。胸に突き刺さるような一言でした。息子には申し訳なさでいっぱいで、最初は何も言えませんでした。

でも「どうしたの急に?」と聞くと、「なんでもない。そんなことないもんな。」とニカっと笑ってごまかすのでした。その様子が少し変だなと思っていました。

あるとき、学校の保護者会の関係で学校に行くと、担任の先生から「息子さん、最近大丈夫ですか?」と聞かれたのです。驚いて、「どしたんですか?」と聞くと、「最近、クラスの子たちとうまくいっていないようで、一人の時が多いんです。」と言われ、びっくりしてその日中に息子に聞きました。

「父さんがいないのは変だよって言われたんだ」と言うのです。「へんなことあるもんですか!それにあなたにはお父さんは今も変わらずいるのよ。いつでも会える!別で住んでるだけなのよ!」と泣きながら言いました。

すると息子はぽろりと涙を流し、「そうだよね。父さんはずっと僕の父さんだよね。」と言ったのです。

本当に胸が張り裂けそうでした。息子は次の日学校で「僕には父さんはいるよ。別で住んでるけど、父さんは父さんなんだ。変なことなんてないよ。」と友達に言うと「悪かった、変なこと言ってごめんな。」と言われ、仲直りしたそうです。

私は申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、なんだか息子がまた一つ、大人の男性に近づいたように見えました。